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会長あいさつ

神永 晉

エレクトロニクス実装は
人々の幸せな生活への技術の実装

神永 晉

一般社団法人 エレクトロニクス実装学会 会長

この度、エレクトロニクス実装学会会長に就任いたしました神永 晉でございます。産業界において、過去30年以上にわたり、MEMSの研究開発から事業化に携わり、その産業化に少なからず寄与することができたかと思う私にとって、エレクトロニクス実装の分野で、学界と産業界の懸け橋として、何らかのお役に立てるとすれば、望外の喜びであり、今後、関係の皆様とともに活動できますことを、大変楽しみにしております。

昨今注目を浴びておりますIoTの世界の急速な拡がり、さらには5G、AI、ロボティックスをはじめとする新技術の到来、CASE(繋がる、自動化、シェアリング、電動化)に代表される、新しいビジネスモデルの出現の中、これらを具現化するための電子・情報技術にとって、その実装の分野の重要性が、今後、益々大きくなることは間違いありません。エレクトロニクス実装学会が、研究の分野のみならず、社会への実装のために大きな役割を期待される一方で、その重責を感じざるを得ません。

30数年前、MEMSに興味を持って研究開発から事業化を目指しながら、独ボッシュ社の発明したシリコン深掘り微細加工技術(ボッシュ・プロセス)を1995年に世界で初めてDRIE技術として装置化し世に出して以来、MEMSの発展に大きく寄与して来たこの技術をベースに事業展開して来た私にとって、常に念頭にあったのは、技術が社会に貢献できる道筋でした。MEMS向け微細加工技術からMEMSデバイス(ジャイロ)、さらに無線センサネットワークと順次、開発から事業化へと進めて来た過程で、その思いは益々強くなりました。無線センサネットワークが、正にIoTそのものであり、さらに、その具現化のひとつであり、医療、食糧、防災、エネルギのような地球規模の課題解決を目指す、Trillion Sensors Initiativeの推進に欧米の仲間とともに中心的な役割を果たす中で、新規技術の社会への実装の重要性を実感して参りました。それが、正に、エレクトロニクス実装の世界であり、学会にとって、その力を発揮する絶好の機会の到来であるとともに、その大きな使命を、会員の皆様と共有したく思います。

今や、あらゆる分野において、異なる技術、異なる考え方、異なる立場、異なる文化に立脚する人たちの、共同、協業、融合が、新しい世界を生み出すカギとなるように思います。会員の皆様と手を携えて、エレクトロニクス実装学会が人々の幸せな生活の実現に貢献できる道を見つけて行きたいと思います。皆様の叱咤激励とともに、絶大なるご協力をお願いしたく存じます。

SPP テクノロジーズ株式会社
Vol. 22 No. 4 巻頭言より

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