インテリジェント実装技術研究会 2020年度第1回公開研究会
インテリジェント実装技術研究会
◆ご案内
Society 5.0を実現するためにロボットの実装技術は必要不可欠となっています.自動車におけるADASの次の自動化は,自動車のロボット化になると考えられます.また,産業界における製造ラインの自動化ではディジタル・ツインが注目され,さまざまなロボットが必要となってきます.ロボットの3機能は,センシング,コントロール,アクチュエーションと言われ,IoTとAIが必要とされています.
本公開研究会では,ロボットの実装においてIoTとAIをどのように活用し,何が求められているのかをご紹介する企画を行いました.ぜひ,皆様方のご参加をお願いします.
開催概要(クリックすると非表示にできます。再度クリックすると表示されます)
開催日時 |
2020年12月11日 13:30~17:15(13:00接続開始) |
開催方式 |
WEB公開研究会 Zoomウェビナー使用
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テーマ |
「ロボットにおけるIoTとAIの実装技術」
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プログラム |
(1)13:30~14:10
「準天頂衛星システムの概要と活用事例」
神藤 英俊 (NECソリューションイノベータ(株))
日本版GPSとも言われる準天頂衛星システム(以下,「みちびき」という)は内閣府の事業として,準天頂衛星システムサービス株式会社(以下,「QSS」という)が各種サービスの設計・開発,地上局の整備・維持,衛星の運用,利用拡大の業務を請け負っています.本講演ではQSSより,みちびきのサービス概要説明及び活用事例として,実証事例や事業化の事例,受信機の市販化状況などを説明します.
(2)14:15~14:55
「次世代協働ロボット」
山野辺 夏樹 (産業技術総合研究所)
人とロボットが同じ空間で協調して働くことは製造業においても期待が大きい.人と共に働く場合、ロボットは効率的であるだけでなく一緒に働く人にとっても快適であるように動作する必要がある.本講演では,ロボットと協働する人の感覚理解や協働システム構築に関する我々の取り組みについて紹介する.
(3)15:00~15:40
「神経細胞のアナログ電子回路によるモデル化とロボットへの応用を目指した人工脊髄IC」
内木場 文男 (日本大学)
ロボットでは,人間の脳が行うような高度な知的処理も脊髄が行うような運動処理も一つのCPUが区分けをせず処理をする.一方で,動物は,知的処理は脳,運動処理は脊髄,それぞれに分担・連携をして繊細な動作を生み出す.このことに着目をして,脊髄にある神経細胞系統をアナログ電子回路でモデル化しICチップに集積した。現在までに,4足歩行ロボットに適用して歩容の変化を達成した.現在の取り組みも含めて紹介する.
15:40~15:50 休憩
(4)15:50~16:30
「人間共存ロボットのための自律移動技術について」
村松 聡 (東海大学)
近年,人間と行動空間を共にする人間共存ロボット,所謂「協働ロボット」の需要が高まっており,様々な要素技術の研究開発がなされている.このような環境はロボットのためのインフラが整備されていないことが多いため,従来のロボット技術では対応することが難しい.本講演では,協働ロボットの移動技術に焦点を当てて,このような環境においても頑健に移動するための知能ロボット技術について小職のこれまでの研究を紹介する.
(5)16:35-17:15
「人間的性能を有した多動作マニピュレータの検討」
元行 勝大 (群馬大学大学院)
近年,AIによる画像認識精度の向上や,IoTの普及による工場内での生産フローの円滑化の流れを受け,ロボットの実装技術は非常に重要なものといえる.センシング技術が向上したロボットは,出力として同一機構でより多動作可能なマニピュレータが必要とされる.このような背景を受け,本研究では優れた感覚器である人間の手を模範としたマニピュレータの開発を目指す.
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定 員 |
100名(先着申込順 定員になり次第締切ます)
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参 加 費 |
(消費税込み)
正会員: |
5,000円 |
学生会員: |
1,000円 |
シニア会員: |
2,000円 |
名誉会員: |
無料 |
賛助会員の社員: |
5,000円 |
賛助会員の社員(クーポン使用): |
無料(注) |
非会員一般: |
10,000円 |
非会員学生: |
2,000円 |
注:クーポン(賛助会員向け)は1口1枚まで利用可能です。
申し込み時にクーポン番号を記入しないと、利用できません。
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問い合わせ先 |
E-mail:intelli_uketsuke\jiep.or.jp
(メールアドレスは\を@に置き換えてください)
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*** 参加申込は締め切りました ***