(TC26)カーエレクトロニクス研究会 2021年度第2回公開研究会 (2022年2月9日WEB開催)


カーエレクトロニクス研究会 2021年度第2回公開研究会

主催:カーエレクトロニクス研究会
協力:材料技術・環境調和型実装技術委員会

■開催概要

カーエレクトロニクス研究会では、下記の通り2021年度第2回公開研究会を開催致します。
大きな潮流として「2050年カーボンニュートラル」に向けた取り組みが加速しており、自動車分野においても、CASE革命におけるビジネスの変革と技術革新を進める上での必要要件となってきております。今回は、カーボンニュートラルと資源循環の観点で、社会全体の中でのこれからの自動車と車載機器の在り方を探り、考えることを目的とし、全体感と最新動向を概観する内容を企画しました。ぜひ御聴講ください。

開催概要(クリックすると非表示にできます。再度クリックすると表示されます)

テーマ 「サステナブル交通システムの在り方を探る:カーボンニュートラルと車載機器」
開催日時 2022年2月9日 13:00~17:40
開催方式 WEB研究会(Zoom Webinarシステム利用)
※参加URL等の聴講情報は、申込受付時のメールにてご連絡致します。
プログラム
13:00~13:05 開催挨拶

13:05~14:05 基調講演
  「カーボンニュートラルに向けた燃料電池自動車の最新動向」
    技術研究組合FC-Cubic 専務理事 大仲 英巳 様

<講演概要>
カーボンニュートラルに向けては再生可能エネルギーへの転換が中心となりますが、電気の弱点を助ける手段として、水素の利活用も非常に重要です。水素利用の基幹技術が燃料電池であり、ここでは、自動車の電動化への取り組みと水素・燃料電池自動車の研究開発の進化と今後の展望を中心に紹介します。

14:10~14:50
  「水素社会がやって来た!<カーボンニュートラルに向けての業界対応>」
    NPO法人日本環境技術推進機構 理事 青木 正光 様

<講演概要>
2050年のカーボンニュートラルに向けて、様々な取組みが業界で実施されるようになってきた。二酸化炭素の排出削減に向けて二酸化炭素の排出の懸念がない「水素」に注目され、既に「水素社会がやって来る!」から「水素社会がやって来た!」のステージになってきた。水素社会構築に向けての歩みを鳥観しつつ燃料電池車/水素自動車の進展状況を明確化する。そして最後に二酸化炭素を活用した資源化について言及する。

14:55~15:35
  「脱CO2・循環型社会の実現に向けたカーボンソリューション技術のご紹介」
    株式会社IHI 資源・エネルギー・環境事業領域 カーボンソリューションSBU 技術センター 
    基本設計部 部長 難波 裕二 様

<講演概要>
第6次エネルギー基本計画では、2050年カーボンニュートラル、2030年度の46%削減、更に50%の高みを目指して挑戦を続ける新たな削減目標が提示されました。この取組みとして、CO2を排出しない水素・アンモニア燃料の導入や排出されたCO2を回収し、CO2 を資源として有効活用するIHIの技術について紹介します。

(15:35~15:55 休憩)

15:55~16:55
  「電気自動車化を支えるエレクトロニクス実装技術」
    インターコネクション・テクノロジーズ株式会社 宇都宮 久修 様

<講演概要>
2022年は世界各国政府が、運輸での排気ガスを削減するためのより厳しい法律を策定すると予想される。アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)は、2023年から2026年の乗用車と軽トラックのモデルのためのより厳しい車両燃料経済標準を提案している。また、欧州委員会(EC)の「Fit for 55」提案は2035年までにICEを退場させるものである。電気自動車は、半導体不足などのサプライ・チェーン上の問題点があるものの、これらの法令により新車販売台数の増加を加速化させることが予測される。本講演では、電気自動車の市場および技術動向と、それを支えるエレクトロニクス実装技術を紹介する。

17:00~17:40
  「車載用リチウムイオン電池に関わる資源パラドックス問題」
    立命館大学 理工学部 教授 山末 栄嗣 様

<講演概要>
多くの国々が2050年に向けたカーボンニュートラル社会の構築を表明している。それを実現するため、自動車業界では次世代自動車、特に電動自動車へのシフトとその効果が期待されている。しかし、電気自動車は走行段階の二酸化炭素排出量は原理上ゼロであるが、資源に注目するとその製造段階における資源負荷が非常に高く、走行段階でその負荷を回収できない可能性がある。脱炭素といった1つの指標のみにこだわると、その他の環境影響を見逃してしまう可能性がある(資源パラドックス問題)。講演では、自動車についての資源パラドックス問題について紹介をし、その回避策について議論を行う。


※プログラムは変更になることがあります。ご了承ください。

定  員 150名(先着申込順 定員になり次第締切ます)
参 加 費
(消費税込み)
正会員: 5,000円
学生会員: 1,000円
研究会委員: 別途
シニア会員: 2,000円
名誉会員: 無料
賛助会員の社員: 5,000円
賛助会員の社員(クーポン使用): 無料(注)
非会員一般: 12,000円
非会員学生: 2,000円

*申込が受理されますと、返信メールで公開研究会への参加URLやお支払いに関する情報をご連絡致します。
 ご申請の手順に従って、参加費のお支払いをお願い致します。
 (お支払い方法:銀行振込・クレジットカード決済)
 なお、請求書や振込確認後の領収書のご発行は、返信メールのマイページから出力が可能です。
 また、WEBの請求書が原紙扱いになりますので、ご了承ください。
*賛助・特別クーポンは、1枚/1口まで利用可能です。
 申込時にクーポン番号等の全項目を記入しないと、利用できません。
*キャンセルポリシー
 お申込み後のキャンセルはできません。

問い合わせ先 E-mail:car_ele01\jiep.or.jp
(メールアドレスは\を@に置き換えてください)

参加申し込み

個人会員の方  賛助会員/非会員の方  クーポン利用の方 

※新規入会される方は、こちらから手続き後お申込みをお願いいたします。

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