(TC10)カーエレクトロニクス研究会　2021年度第1回公開研究会　(2021年9月15日WEB開催)

13：00～13：05　開催挨拶

13：05～14：05　基調講演
　　「CASEで変革する車載動向」
　　　　NPO法人日本環境技術推進機構　理事　青木　正光　様

＜講演概要＞
厳しくなる環境規制対応に対する車載業界の最新動向を紹介する。自動車業界で100年に1度の変革が始まっている。その変革も”CASE”で代表される4つの分野について紹介する。特に CASEの中で先進自動運転支援や自動運転を支える技術として通信技術とその高周波領域の移行による対応技術についても展望する。

14：10～14：50
　　「車載コンピューティング向け半導体と実装技術」
　　　　ルネサスエレクトロニクス株式会社　生産本部
　　　　実装技術開発統括部 パッケージ開発部 設計技術課
　　　　課長　佐々木　英樹　様

＜講演概要＞
自動運転時代に向け、車載コンピューティング向け半導体の重要性が益々高まっている。同分野半導体製品の過去・現在・今後、およびその製品性能を実現するための実装技術を紹介する。

(14：50～15：10　休憩)

15：10～15：50
　　「自動運転に向けたカメラ、レーダーそしてLiDARの実装技術」
　　　　セミコンサルト　代表　上田　弘孝　様

＜講演概要＞
Level 2+やLevel3の自動運転車の市場投入が本格化している。2021年春、ホンダそしてトヨタがこの分野で初めてLiDARの搭載を行った。残念ながらこれらに実装されたLiDARを入手することはこの1年程度は難しいが、これらと類似のLiDARの分解解析結果を含め、国内および海外大手の電装メーカーの提供する車載カメラ、レーダーの実装技術のいくつかを紹介する。

15：55～16：35
　　「カーエレクトロニクスにおけるシミュレーションでのEMCおよび信頼性評価の最新情報」
　　　　アンシス・ジャパン株式会社　講演者様調整中

＜講演概要＞
カーエレクトロニクスの電子化・無線化の要件であるEMC設計でのシミュレーション活用事例と、信頼性物理学/故障物理学（PoF）を基にした寿命予測シミュレーションの最新情報をお伝えします。

16：40～17：20
　　「EV用車載パワーエレクトロニクスシステム最新動向と次世代EVに求められるパワエレ実装技術」
　　　　名古屋大学 未来材料・システム研究所　
　　　　名古屋大学大学院工学研究科電気工学専攻　
　　　　教授　山本　真義　様

＜講演概要＞
現在、販売されている世界各社のxEVにおけるパワーエレクトロニクスシステムの分解解析を行い、現時点でのそれぞれのセグメントにおける電動車のパワエレシステムの技術整理を行う。さらに次世代EVが高電圧化した場合と大電流化した場合におけるそれぞれのパワーエレクトロニクス実装技術に対するシステム要求を掲示し、今後のxEV用パワエレシステムの市場動向並びに技術開発のアプローチの方向について具体的に明示する。

※プログラムは変更になることがあります。ご了承ください。

注：クーポン（賛助会員向け）は1口1枚まで利用可能です。
　　申し込み時にクーポン番号を記入しないと、利用できません。