第66回OPT (Optical Packaging Technology) 公開研究会
『次世代の車を支える光ネットワーク技術の最新動向』
主催:(一社)エレクトロニクス実装学会 光回路実装技術委員会
◆開催趣旨
昨今の自動車開発におけるキーワードでもある自動運転に関して、これを支える技術のひとつとして高精度レーザや高精度カメラがあり広く導入が進みつつあります。今後の完全自動運転化に向けては、より高精度な情報取得と処理が不可欠でありレーザ性能の向上に加え、取得情報の高速処理と伝送も課題にあげられております。また、車内に目を向けても、カーナビゲーション、ITS機器などマルチメディア情報量増加も見込まれており、より低消費電力でノイズに強い伝送路が市場から求められつつあります。
そこで今回は、「次世代の車を支える光ネットワーク技術の最新動向」をテーマにとしたプログラムを企画致しました。本分野における光化技術の第一線でご活躍されておられる講師の方々より、最新の技術動向や研究開発状況、並びに標準化活動動向についてご講演をいただきます。講演終了後には、恒例のオーサーインタビューの時間も確保しており、発表スライドを見ながらの皆様の有意義な意見交換を期待しております。是非この機会に、新しい光回路実装技術の動向を把握するためにも当研究会へご参加下さい。
開催概要(クリックすると非表示にできます。再度クリックすると表示されます)
テーマ |
「次世代の車を支える光ネットワーク技術の最新動向」
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開催日時 |
2018年1月26日(金)13:00~17:40
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会 場 |
住友ベークライト株式会社 本社 (20F会議室)
TEL:03-5462-4111
〒140-0002 東京都品川区東品川二丁目5番8号 天王洲パークサイドビル
アクセス
東京モノレール「天王洲アイル駅」下車徒歩5分
地下鉄りんかい線「天王洲アイル駅」B出口徒歩1分
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プログラム
13:00-13:55 |  | 『高速通信用車載ハーネス』
福岡 隆 氏 (住友電気工業株式会社) |
【要旨】自動運転技術の発展に伴い、車内において多数のカメラ、LIDAR等からのセンサ情報を集約して高速に情報処理を行う必要性が高まっている。このためのインフラとなる車載ハーネスの高速化における現状の対応状況と技術課題を整理し、ガラス系光ファイバ伝送の可能性について検討する。 |
13:55-14:40 |  | 『車載用光伝送技術』
芹澤 直嗣 氏 (矢崎総業株式会社) |
【要旨】近年、クルマの自動運転化が急速に進んでいる。自動運転を支える技術としてギガビットイーサネットの導入検討が始まっている。ここでは、IEEE802.3bvとして標準化された光多値化技術を用いた伝送技術について紹介する。 |
14:40-14:55 | 休憩 |
14:55-15:35 |  | 『SI-MMFの伝搬モード分布測定(EAF)の新規格とその応用』
小林 茂 氏 (タイコエレクトロニクス ジャパン合同会社) |
【要旨】車載用光ファイバ通信にはステップインデックスマルチモード光ファイバ(SI-MMF)が使われている。同ファイバを用いた高速伝送を実現するために開発された、光の状態を表記する新しい伝搬モード分布(EAF)の規定及び測定法について紹介する。 |
15:35-16:15 |  | 『車載高速ネットワークの標準化動向』
林 武弘 氏 (株式会社ハットラボ) |
【要旨】高度運転支援システム及び自動運転にむけた開発が急ピッチで進められている。多くのセンサから随時取得される多量のデータ及び車体を制御するデータをECU間で高速伝送する必要がある。ISO TC 22で審議中の1Gbpsの光ファイバ通信方式の標準化活動を解説するとともに、更なる高速車載通信の標準化動向を紹介する。 |
16:15-16:55 |  | 『プラスチック光ファイバによる自動車内通信の開発動向』
高橋 聡 氏 (POFプロモーション) |
【要旨】プラスチック光ファイバ(POF)は取り扱いや端末加工の容易性が特長であり、厳しい環境条件下で使用される自動車内通信の配線として20年近い搭載実績をもつ。POFによる自動車内通信の歴史と、高速化に対応した開発動向について概説する。 |
17:00-17:40 | 自由討論 (パネルを用いた自由討論・情報交換) |
※プログラム及び発表順序は変更になることがあります。ご了承下さい。
参 加 費 |
(予稿集代、消費税込み)
JIEP |
正会員: |
5,000円 |
学生会員: |
1,000円 |
シニア会員: |
1,000円 |
賛助会員の社員: |
5,000円 |
賛助会員の社員(クーポン使用): |
無料(注) |
非会員 |
一般: |
10,000円 |
学生(資料あり): |
3,000円 |
学生(資料なし): |
1,000円 |
注:クーポン(賛助会員向け)は1枚/1口まで利用可能です。
申し込み時にクーポン番号等の全項目を記入しないと、利用できません。
必要事項をご記入の上、ご持参ください。
* 会費は当日に受付にて現金でお支払い下さい。領収書を発行します。
釣り銭のないようにご準備をお願いします。
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定 員 |
120名(先着申込順 定員になり次第締切ます)
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問い合わせ先 |
opt-kennkyukai\jiep.or.jp
(メールアドレスは\を@に置き換えてください)
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*** 申込は締め切りました ***
主催/問合せ先
一般社団法人エレクトロニクス実装学会
TEL 03-5310-2010 FAX 03-5310-2011
E-Mail opt-kennkyukai\jiep.or.jp
※メール送信時に\をアットマーク@に変更ください。