(2019TC23)カーエレクトロニクス研究会「2019年度 第2回 公開研究会」(2019年12月4日13:30~於回路会館)


カーエレクトロニクス研究会 2019年度第2回公開研究会『車載コンピュータ・ECU実装最前線』

カーエレクトロニクス研究会

◆開催趣旨

カーエレクトロニクス研究会では、下記の通り2019年度第2回公開研究会を開催致します。
自動車業界では、将来自動車に向けて大きな4つのキーワード、自動運転・ADAS (Advanced Driver Assistance System)、コネクテッド、シェアリング、及び 電動化の方向への大きな技術革新が進みつつあります。その中にあっても、従来からのコア技術であった電子制御ユニット(ECU)の高信頼性技術は、今後もコアの1つであり続け、新たな電子部品の採用や搭載箇所の拡大に伴い、高信頼性(耐熱・耐振)の要求も高まると考えられます。
今回は、使われ方の要求の厳しい二輪車用ECUの事例も含め、小型・高信頼性ECU技術の動向について取り上げます。ぜひ御聴講ください。

開催概要(クリックすると非表示にできます。再度クリックすると表示されます)
開催日時 2019年12月4日 13:30~
会  場 回路会館 地下会議室
JR中央線西荻窪駅下車徒歩約7分
〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-2  TEL.03-5310-2010
アクセス
テーマ 「車載コンピュータ・ECU実装最前線」
プログラム
13:00~受付

13:30~14:10
  「小型二輪車用ECUの進化」
    本田技研工業株式会社 二輪事業本部 ものづくりセンター コンポーネント開発部 
    技術主任  武田 裕一 氏

<講演概要>
小型二輪車の市場は,年間6000万台規模に拡大している. 30年振りに刷新された電子制御燃料噴射装置用ECUは,カードエッジコネクタを持つPCBを,半導体製法を使いエポキシ樹脂で一括成型された構造である.従来よりも高い信頼性を確保し,5倍を超える生産性向上と20%のコストダウンを実現した実装技術を紹介する.

14:15~14:55
  「車載用エレクトロニクス実装におけるモールド封止技術のソリューション」
    TOWA株式会社 営業本部長 三浦 宗男 氏

<講演概要>
自動車業界における電動化や自動運転化が注目される中、車載用エレクトロニクス部品実装においても軽量化、小型化、高信頼性を求められており、半導体パッケージングで培った技術を応用した車載用エレクトロニクス パッケージングの取り組みについて紹介いたします。

15:00~15:10 休憩

15:10~15:50
  「電子部品実装基板の一括封止対応モールド樹脂材料」
    住友ベークライト株式会社 情報通信材料研究所 松尾 誠 氏

<講演概要>
車の電子化・電動化が加速しており、エンジンやトランスミッションの制御、様々な安全機能、或いはインフォテイメント等の車内の快適性を実現するために 数十個のECU(電子制御ユニット)が搭載されている。そこで課題となるのがECUの搭載スペースであるが、車内の居住空間や荷室スペースも優先しつつ 多くのECUを搭載するにはECUの小型化が自動車業界の命題となっている。
また最近は機構部分と電子制回路御とを一体化する「機電一体」の動きも出てきており、この「機電一体」の実現にもECUの小型化は必要となっている。
このようなECUの小型化及び高性能化を実現するためのモールド樹脂材料による電子部品実装基板の一括封止技術が注目されている。ここでは一括封止対応のモールド樹脂材料の開発状況について報告する。

15:55~16:35
  「事例から考える車載電子製品の信頼性設計」
    株式会社デンソー 基盤ハードウェア開発部 神谷 有弘 氏

<講演概要>
自動車業界は「100年に一度の大変革期」と言われ、その価値の見直しが行われています。それは従来の所有する車から、利用する車の領域拡大に合わせた、業界としての対応を迫られていることになりません。これまでの車載品質は変わるのでしょうか?今回は、従来の視点での電子製品の接続信頼性について、さまざまな事例を紹介しながら、車載品質をどのようにとらえるべきかを、考え見直す機会にしていただけるようご紹介いたします。

16:40~17:10
  「カー・テアダウンによる車載電子機器の調査活動報告」
     JIEPカーエレクトロニクス研究会 幹事 
     株式会社図研 中央研究所 EDA事業部 シニアパートナー 長谷川 清久 氏

<講演概要>
カーエレクトロニクス研究会では、車載電子機器の調査手段のひとつとして、実際に走行していた自動車をテアダウンして、電子機器を観察するという取り組みを行っている。2017年度にテアダウンしたトヨタプリウスをはじめ、各種ECUの実装基板、パワートレイン電動化機器、先進運転支援システムADASに関して調査を行ったので、その概要を報告する。

技術交流会 (17:15~18:20頃)

※プログラムは変更になることがあります。ご了承ください。

定  員 100名(先着申込順 定員になり次第締切ます)
参 加 費 (テキスト代、 消費税込み) 

正会員: 5,000円
学生会員: 1,000円
シニア会員: 2,000円
名誉会員: 無料
賛助会員の社員: 5,000円
賛助会員の社員(クーポン使用): 無料(注)
非会員一般: 12,000円
非会員学生: 2,000円

注:クーポン(賛助会員向け)は1口1枚まで利用可能です。
  申し込み時にクーポン番号を記入しないと、利用できません。
  必要事項をご記入の上、ご持参ください。
* 参加費は当日会場受付にてお支払いください。現金でのお支払いをお願いいたします。
  (釣り銭のないようにお願いします)
* 事務処理の簡素化のため、事前の請求書発行を行っておりませんので、
  ご理解とご協力をお願いします。

問い合わせ先 E-mail:car_ele_uketsuke\jiep.or.jp
(メールアドレスは\を@に置き換えてください)

カーエレクトロニクス研究会 公開研究会 参加申込みフォーム

注意事項

  • 公開研究会の参加申込みフォームです
  • 複数人にて応募する場合は1件ずつ登録ください
  • 定員になり次第、応募を締め切ります
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 受付完了のメール文をプリントアウトして当日お持ちください。

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