(2018TC01)2018 EMC設計技術実践講座(2018年5月10日-2019年2月1日於回路会館)


2018 EMC設計技術実践講座

主催:エレクトロニクス実装学会 低ノイズ実装研究会

「ノイズに悩んでいても、解決策が見つからない人へ」

これを見ているあなたも、あのときの私と同じようにノイズ対策に悩んでいるのでしょう。
その悩みを解決するお手伝いをさせてください。

あなたはノイズ対策のこんなことに悩んでいませんか?
  • ノイズ発生源を見つけられない・・・
  • 本やビデオセミナーを見たのに応用ができない・・・
  • もっと短時間・低コストで対策がしたい・・・
  • 効率よく解決したいが、技術がない・・・  など

その悩みを放っておくと、「製品の納期が間に合わない・・・」なんてことにもなります。
そんな悩みを解決できる、引き出しを増やす方法があります!

もし、あなたにこんな技術力があったら・・・?
  • 効率よく、低コストで対策を行うことができる
  • 設計段階で早めに問題点に気付くことができる
  • 様々なシミュレータを使いこなせる
  • 問題が起きても、自分で解決策を見出すことができる

これは、どんな本よりも、見て聴いているだけのセミナーよりも効果的です

  • EMCの計測や、基板設計を体験することで、より実践に近い状態で技術習得できる
  • グループで1つの基板を作成。一人ではできないことも、様々な人の意見を取り入れながら進めることができる
  • いつも専門家がすぐ近くに。分からないこと、日々の相談、何でも聞ける環境がある

1回で終わりではありません。だからこそ、基礎~応用までしっかりとした技術力が身に付きます。

EMC設計技術実践講座「受講者の声」

本セミナーを受講して下さった皆様にいくつか質問し、お答えいただいた内容を掲載いたします。
(お名前をクリックすると内容の表示・非表示を切り替えられます)

菊水電子工業株式会社 小原典和様
今回セミナーを受講されたきっかけは何ですか?
ノイズ対策に対する知識を得る目的で、上司からの指名により受講をしました。
受講前後では、実務にはどのような変化がありましたか?
基板設計する時の配線パターンの引き方に対する意識が変わりました。 また、回路上での抑制方法や対策部品への知識もあまりなかったので広い知識を得られました。
これから受講を検討している方に、一言お願いします。
グループ討議では、他社のパターン設計の立場や回路設計の立場の人たちと議論を重ねながら基板を作っていく事で、普段と違う意見を聞く事ができました。
基板作製後の対策会もあり、実際の製品設計の流れで一連の対策を体験することができるのでお勧めです。
パナソニック株式会社 藤井由香様
当講座を受講したきっかけは何でしょうか?
受講のきっかけは、会社の先輩からの紹介です。
講師である久保寺先生の講義を受講したことがあり、その内容の面白さや分かりやすさが大変印象に残っており、ぜひ勧めたいとのことでした。
私も、自分の仕事ではまだ関わっていませんでしたが、EMCを考慮したパターン設計をできるよう、そのきっかけとして受講したいと考えておりました。
講座の内容は業務に結びつく内容でしたか?
はい。現在の業務に結びつく内容でした。自分の業務と講座の内容を比べることで、業務の品質向上に助かっています。
当講座を会社の同僚に勧めたいと思いますか?また、それはなぜですか?
勧めたいと思っております。
比較的若手にとっては、少しレベルが高いかな?と思いますが、その分吸収することがたくさんありました。
また、ほかの企業の方と一緒に設計を行うことが、新鮮であったため、とても楽しく取り組むことができました。
久保寺先生の講義は、面白さであふれており、毎回いろんなアドバイスをいただけるので、全く飽きることなく、学ぶことができました。
そのため、ぜひこの講座を同僚にも受けて欲しいと考えております。
太陽誘電株式会社 池永倫和様
今回セミナーを受講されようとしたきっかけは何ですか?
きっかけは、上司からの紹介です。
実際に回路や基板を設計しノイズ対策を行うという講座の内容に興味を持ち、受講しました。
セミナーを受講してどんな点が良かったですか?
設計からノイズ対策までを一貫して学べた事が良かったです。
また、他社の方々とのグループワークにより、基板設計やノイズ対策の取り組み方に関して情報交換できる点も良かったと思います。
セミナーで習得した技術をご自身の業務に役立てられそうですか?
はい、実際の回路基板を題材にして、ノイズ対策のポイントなどを習得できました。
この講座で習得した技術を、ノイズ対策や部品開発等の業務に役立てられると思います。

浜松ホトニクス株式会社 中村英寿様
今回、何回目の受講ですか?
2016年、2017年の参加で2回受講しています。
再度受講された理由は何でしょうか?
2016年は何もわからない状態で参加し最優秀グループとなることは出来ましたが、結果多くの不明点が残ったままとなりました。
2017年はそれら不明点を明確にすることと、更なる知識を得る目的で受講しました。
セミナーで習得した技術を、ご自身の業務に役立てられそうですか?
もちろんです。
弊社での私のメイン業務は基板アートワークですが、数年前からシミュレーションやEMC設計の必要性が高まり社内でも対応をしてきています。
また、それまでは本などに記載している効果的なノイズ対策手法を基にアートワークを行ってきましたが、実際に実機で確認したことはほぼありませんでした。
セミナーでは講師からアドバイスをいただきつつ、回路設計、シミュレーション、アートワーク、測定、評価と一通り経験することができ、評価まで行うことで設計の良否確認をすることができます。
そこで得られた経験や良設計を社内基板にフィードバックすることで自身の業務に役立てることが出来ています。
株式会社リコー 小川一平様
この講座に参加して得られたことはどんなことでしたか?
大きく2つあります。ひとつは日常の業務では分業化されてしまい手をつけられなかったレイアウト作業を実践できたことです。
レイアウト業務は外部発注をしており回路設計者は仕様書を出すだけが主でした。
しかし、本講座でレイアウト設計を実際行うことを通じてレイアウト設計者の苦労する点、設計者からの仕様の出し方の改善点を多々気づくことができました。
もうひとつは他社の技術者と交流できたこと。
社外の技術者との交流により、社内さらには部署内の文化が、社外の文化に対してどのような共通点、差分点があるかを経験できました。
それにより社内の業務をより俯瞰して見ることができ、そして社外の技術者と腹を割って話す、技術に対して熱く語れる場はとても貴重な体験でした。
東芝インフラシステムズ株式会社 青木善郎様
受講をリピートしてくださっている理由は何でしょうか?
毎年同じ課題基板を作りEMC評価しております。
毎年、少しずつですがEMC放射量は減って来ていますが、受講のその都度新たなノイズ発生要因が発見され、その対策~評価のために結果的に毎年参加となっています。
また、一般論的なEMC対策は注意して適用しないと必ずしもEMC対策にならない場合があります。
そして、過剰なSI/PI対策によりEMCがむしろ悪化する場合が多くあり、そのバランス的勘所を体得しようと受講しています。
実際に受講をしてみて、業務で活かされたことはありますか?
基板作成をするにあたり、各グループで出た結果や他社の技術者・専門家の意見を社内に持ち帰りました。
それを設計ルールに適用したところ、その後は大きなトラブルはなくなりました。

ご協力いただいた皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。

「学会の講座、なんだかハードルが高い・・・」 と、思っていませんか?

本講座は、受講者のスキルレベルに合わせて更に高い目標を設定し、体験をしながら技術習得をすることができます。
また、社員の技術向上の一貫として、若手技術者を毎年参加させている企業様もいらっしゃいます。

・実践講座ならではの技術習得

講座における課題評価基板は、高速差動伝送(600Mbps)~FPGAやロジック(50MHz動作)を使用した組み込み基板として良くありがちな内容の基板です。
この基板において、基板単独(シールド無し)状態でもVCCI-Class B規制値にほぼ合致する技術を垣間見ることができます。

2017EMC設計技術実践講座の画像3

また、 実際にEMCを計測して同時に対策を行うことで、SI/PI、EMCの回路~パターン設計の基本から総ての技術を理解することができます。
ここでは様々なシミュレータを使用しますが、各メーカーの開発者が使い方を直接指導します。

・様々な視点、立場からの意見が生まれる

本講座では、グループに分かれて基板の回路~パターン設計を行います。
他企業の技術者と意見を出し合い、他グループと結果を比較検討することで、それぞれが抱えている問題や今後の業務に役立てることができます。

・未経験のことにもチャレンジできる

講座を受講すると、「やってみる」ことへのハードルが下がり、未経験のことや、業務では適用できないようなEMC対策テーマにチャレンジできることも講座の魅力の一つです。

では、さらに詳しくご紹介します!
こちらをご覧ください(PDF)

問題解決の引き出しを増やし、受講前の自分よりも、より即戦力のある技術者に。
定員になり次第、締め切りとなります。お早目のお申込みをお願いいたします。

詳細

実施期間 2018年5月10日から2019年2月1日まで(全13回)
会  場 回路会館 地下1階会議室
JR中央線西荻窪駅下車徒歩約7分
〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-2  TEL.03-5310-2010
アクセス
対象者 プリント基板を扱う技術者、またはそれに準ずる業務に携わられている方
参 加 費
会員、賛助会員: 50,000円
非会員: 80,000円

* この機にエレクトロニクス実装学会に入会していただきますと,会員価格での参加が可能です。非会員の方はぜひご検討下さい。
学会の年会費については、こちらに記載の通りとなります。
今回新たに入会されます方は、入会申し込みフォームの「推薦者」欄に”山下俊紀(低ノイズ研)”とご記入いただければ、入会金の2,000円を免除させていただきます。

定  員 60名(先着申込順 定員になり次第,締め切らさせていただきます。受付締め切りの場合は学会ホームページ上でお知らせします)
申込方法 参加申込フォームから登録ください。

*ご注意
お申し込み後のキャンセルはご遠慮ください。
お申し込み後に受講者を変更される場合は,学会事務局(03-5310-2010)までご連絡ください。
ただし、途中で受講者を変更することはできません。代理参加も不可です。
予め、ご承知おきください。
学会行事参加クーポンはご使用いただけません。
スケジュール
※時間は全日10:00~17:30
【1】5月10日(木) ・開講キックオフ
・座学(1) 対策事例,なぜノイズが出るのか?,ノイズの基本(電界,磁界,クーロンの法則),リターン電流経路,信号反射(反射の計算に電卓を使用します。電卓をお持ち下さい。携帯・スマホの電卓アプリも可)
【2】5月29日(火) ・CAD操作習得
・基板仕様説明,グループ作業説明
【3】6月8日(金) ・座学(2) 放射ノイズ大小基板の比較(過去の実践講座より)
・グループ討議(1) 回路図,仕様決定(層構成),部品配置
【4】6月21日(木) ・SIシミュレータ操作習得
・グループ討議(2) 配線,SIシミュレーション
【5】7月5日(木) ・EMIルールチェッカ操作習得
・グループ討議(3) 電源・グランド配線,EMIルールチェック
【6】7月27日(金) ・グループ討議(4) 提出用データ作成,設計仕様書作成
8月,9月に主催者側で基板製造・遠方界測定を行います。
【7】9月20日(木) ・グループ討議(5) 測定結果より,ノイズ対策実験内容を考える
【8】10月1日(月)~10月12日(金)の1日 ・グループ討議(6) ノイズ対策実験(1),自グループ基板を使用し,電波暗室での対策・測定
【9】10月18日(木) ・グループ討議(7) 実験結果より改版内容を検討し,改版基板設計
【10】11月7日(水) ・グループ討議(8) 改版基板設計,提出用データ作成,基板仕様書作成
11月,12月に主催者側で基板製造を行います。
【11】12月10日(月)~12月21日(金)の1日 ・グループ討議(9) ノイズ対策実験(2),自グループ改版基板を使用し,電波暗室での対策・測定
【12】1月11日(金) ・グループ討議(10) 改版基板測定結果の考察,レポート作成
【13】2月1日(金) ・各グループからの発表
・修了式

* 第2回講座より,PCを用いた実演に入ります。各自ノートPCをご用意願います。詳しくは以下の受講に関する注意事項を事前にお読みください。
<2018受講上の諸注意.pdf>

お申し込み先 (一社)エレクトロニクス実装学会
〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-2
TEL 03-5310-2010
FAX 03-5310-2011
メール e-kenkyukai(at)jiep.or.jp です。
※メール送信時は(at)をアットマークにしてください。

*** 参加申込は締め切りました ***



お問い合わせ先

【講座の内容に関すること】
 低ノイズ実装研究会主査までご連絡ください。

【学会入会に関すること】
エレクトロニクス実装学会 事務局
 メールアドレス: info(at)jiep.or.jp
 ※メール送信時に(at)をアットマーク@に変更ください。

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